海外で働く(オーストラリアでMyotherapistとして働く)

Overseas

どーも、今回は今の僕の仕事であるMyotherapistについて紹介したいと思います。

Myotherapistはこちらの理学療法士と比べられるくらい似た資格ですが名前が違うのでもちろん内容も違います。Myoは筋肉という意味で、筋肉のセラピストという意味になりますが、筋肉以外の腱、靭帯、神経も見ます。

僕の海外の方のウェブサイトを見れば多少はわかるかもしれません。

https://myosesh.com

どうやってMyotherapistになるの?

Myotherapistになるには、今のところ2つ方法があって2年間のAdvanced diplome of myotherapyを取るか、3年間のBachelor of Clinical Myotherapyを取るかのどちらかになります。今僕は3年目のClinical Myotherapyを勉強しています。(Advanced diplomaは取り終わりました)

Myotherapistって何?

Myotherapistは怪我や痛みを治す職業で、カイロプラクター、理学療法士、鍼灸師などの類です。今はカイロプラクターと一緒に働いていますが、以前は理学療法士、Osteopath(柔道整復師に似ている)、管理栄養士、Podiatrist(足の専門家)などと一緒に働いていたこともあります。

Myotherapistは、鍼やカッピング、テーピングなどもできる資格です。

仕事内容は?

お客さんと1対1で、話を聞きながら治療をしていきます。質問しながら、検査をし、何が問題かを突き止め、そこを治療していきます。ちなみに会話は全部英語です。

気になる給料は?

Full time(正社員)として働けば、年間は500万くらいだと思います。この業界は、歩合制が基本なので、ピンキリです。自分のクリニックを始める人もいれば、誰かに雇ってもらう人もいます。僕は友達がカイロプラクターとして開業しそこで一緒に働いていて、そのおかげで給料はかなりいい方だと思います。

Myotherapistが注目を集め始めている

Myotherapistは30年前に作られ、今話題の筋膜やトリガーポイントなど、筋肉や痛みの原因、怪我やどうやって治すのかに特化した仕事です。アメリカでもMyotherapyはあるみたいですが、まだオーストラリアでも知名度は低めです。が効果的な治療法なので、注目を段々集め始めているのが実際です。

ここが大変

Myotherapistは医療系に分類されるため、医療英語を勉強する必要があります。怪我、筋肉、病名、薬名など全て英語になります。だいぶ慣れましたが、未だに分からない医療英語にぶち当たることは良くあります。。。

こちらで3年くらい働いていますが、1500人くらいの患者さんと会って日本語で会話したのは過去一回だけです。

また薬とサプリメントの飲み合わせや運動療法、痛みについても勉強するので勉強はかなり大変です。

Myotherapistになって良かったこと

人の痛みをなくし、感謝されるのはもちろんのこと、運もあってオーストラリア代表の水泳選手の多くに携わることができています。ずっと見ている選手が、オーストラリア代表に選ばれ、海外にも多く呼ばれるようになったり、オリンピック出場経験のある選手など多くのアスリートに関わっています。メルボルンでは全豪オープンというテニスの大会があるので、そこに拘らせていただくお話もいただいています。

Matt Temple(バタフライ豪州代表)

その中でも一番嬉しかったのは、4回パラリンピックに出場している選手を担当したときに、全豪大会で世界記録を2個更新した時です。自分自身、水泳にあまり詳しくないので全然知らず、周りから言われて知ったのであまり実感はありませんでした。

Matt Levy(パラリンピック 4回出場)

もちろん華やかなスポーツもいいですが、僕は痛みで悩んでいる人が治ることに重きを置いています。もし機会があれば、日本のスポーツ選手が海外に来る時にトレーナー兼通訳などとして働くこともできるように準備もしています。もし、日本に帰ることがあれば、Myotherapistとして働くことも視野に入れています。

Comments

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