どーも、今回はほとんどの人が知らないであろう僕が入社式の2ヶ月前に入社を断り、海外へ行くことを決意した理由をお話ししたいと思います。
僕は普通の日本の大学生でした
僕が就活をしたのは3回生の終わりから4回生にかけて。みんなと同じように大学へ行き、体育会に入り、そして就活をして内定を貰った、ただただ普通の大学生でした。
社会のことを何も知らずやりたいことも分からなかった
就活をするに当たって、何も分からず業界や職種などはっきり言って何も知りませんでした。そして会社に入ってやりたいこともない。ただ僕が思っていたのは、勉強と体育会を頑張っていればなんとかなるみたいな甘い考えがあったと思います。
ただみんなが就活するからなんとなくする
そんな大学生でした。
中学生の頃からサラリーマンにはなりたくなかった
何も考えずスポーツに小学生の頃から打ち込み、スポーツが好きだったため、パソコンの前で働くイメージの会社員にはなりたいとは思っていませんでした。ただ何がやりたいかははっきりしていませんでした。
就活をした理由は他人からの評価のため
前にも書いたようにはっきりとやりたいことのなかった僕は、みんなと同じように就活をして、いい会社に入り、そして結婚をしてなどと考えていました。
就活の目的はいい会社に入って自慢すること
それだけでした。なので有名な会社に入って自慢したいという浅はかな考えしかありませんでいした。そういう空気が体育会だけでなく大学内にも流れていたのをはっきりと覚えています。いい会社に入って、自慢して、みんなからすごいと言われたいみたいな欲望ですね。
就活を始めて持ち始めた疑問
就活を始めるに当たって、自己分析が大事、何を頑張ったかがが大事、面接ではこう話せなど就活を突破するに当たっての攻略本や対策などがたくさんあります。初めは何をしたらいいか分からずその通りやっていましたが、何回か面接に行くとあることに気づき始めました。
話し方がみんな同じ
特に何かを話始める時に、「私が大学時代に頑張ったことは2つあります。1つ目は、、、、」
「みんな同じ話し方してなんかロボットみたい」「みんな同じ話し方したら対策も何もないな」そう感じ始め、じゃあ面接官はどうやって人を判断するのかと考え始めました。
就活生の嘘
最終的に内定とまでは至りませんでしたが、いいところまで進んだ総合商社の1時グループ面接で一緒になった公立の学生が、アフリカでの経験を面接で話していました。心の中で僕はすごい経験をしている学生もいるんだなと思い、面接が終わり駅まで帰っている途中にその学生が、「咄嗟についた嘘にしては良くできた」と言っていました。
自分で勝負せず、嘘や攻略本のテクニックで塗り固める、であれば人間じゃなくてロボットでいい
そう思いました。
だからって僕は嘘をついてないのかといえばそうではありません。第一志望の会社ではないのに、御社が第一志望ですと言ったことなどもちろんあります。
自分のやってきたことがどう評価されるか
自分の過去が社会にどう評価されるか、それが就活だと思っていました。これが全てではないと今は思います、何をしていようがいい会社に入る学生、嘘をついても面接を突破する学生、そして学歴フィルター色んな要素が関わってくると思います。
井の中の蛙だった僕は、自分の過去にある程度の自信を持っていました。ありがたいことにいくつかの会社から内定を頂きました、中にはCMで見るように大きな会社もありました。それでも、僕は自分の努力がまだ足りないから20社も30社も内定がもらえないんだと思っていました。(面接を受けたほとんどから内定がもらえると思っていました。)ほんとに何も知らない浅はかな学生でした。
努力の仕方が間違っている気がした大学4回生
大学生最後の年、体育会でも幹部にいながらレギュラーではなく、怪我もし、就活もうまくいかず、何かを変えなければいけないと思い始めました。そして海外であれば、誰も知り合いがいない、言葉も違う、環境も違うなので努力をさらにしなければいけないと考え始めます。
今となってはこの4回生の時期が人生のターニングポイントになったと思います。4回生でレギュラー、就活も無双していれば、日本でもいい感じにやっていけると甘えていたと思いますし、海外に目も向けていないでしょう。
会社に入ったらとりあえず3年は働く
なぜ3年かはわかりませんが、とりあえず会社に入ったら3年働くみたいな流れがありました。実際に人事の方に入社のお断りの電話をさせて頂いた時も、会社で何年か働いた後に海外に行くのもありではないかと言われましたが、頑固な僕は、親にも相談せず勝手に決断しました。
日本で会社に勤めることを辞めた理由
お酒の付き合い
僕はお酒があまり飲めません、お酒を飲むのは好きですが飲まされるような飲み会では大体最終的に吐きます。接待や付き合いの場ではお酒は飲めた方がいいでしょうし、実際に楽しめないし、無駄に感じてしまいます。
年功序列と給料制
今はだいぶ変わってきたとは思いますが、僕が会社に入るイメージはこれでした。これでは人の成長を止める要因にしかならないと思いました。なぜなら、どれだけ頑張っても同じ給料であれば、どれだけサボるかに力を入れると考えるのが普通でしょう。
勤務地
個人的に東京にいいイメージがなかった僕は、勤務候補地を大阪か名古屋にしました。配属は第二候補までのどちらかになると言われていたのに、東京に配属されました。もちろん後から東京に行くことは覚悟していましたが、言われていたのと違う勤務地になったのも一つの理由です。
海外に行くことを決めた理由
前にも述べていますが
・4回生の時の挫折
・自分をもっと追い込める環境へ
・自分探しの旅
・就活に対しての違和感
・さらには日本に対しての違和感
が決め手になりました。やりたいことが見つからなかったので海外に行けば何か新しい経験が得られるとも思っていました。
自分でなければいけない理由を常に考えていた
自分にしかできないことに存在価値があると考えていた、いつもそういう難しい事ばかりを考えていた僕は、これを日本ではその時点では達成できないと考えていました。昔の僕は(今でもそうですが)難しい答えの内容な事ばかりを考えるクセがあります。それを救ってくれたのは映画『Into the wild』という映画です。主人公のChrisはまさに僕みたいな感じです。
いい決断をした
何よりも今幸せですし、日本で就職した多くの友達からもいい選択をしたと言われます。誰に何を言われようが関係ありませんが、自分でいい決断をしたと思える事、そして自分のやりたいことを見つけそれで幸せであることが大事だと思います。
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