メルボルンでバリスタとして働くために(すべき事とした事)

Overseas

どーも今回は海外で働きたい人に向けての記事です。最近特に人気で注目のバリスタについて自らの経験も含めて紹介していきます。

メルボルンといえばコーヒー

みたいなとこありますよね。そのイメージのようにカフェの数はかなり多く、コーヒー界の熱とパッションはかなりすごいです。そのため一般の人もコーヒーに詳しく、コーヒーに対してはうるさい人が多いです。メルボルン独自のコーヒー文化も強く働きためにはそれを知る事からが大事でしょう。

コーヒーの種類

こだわりが強いが故にカフェによって作り方やレシピが違うとこも多いですが違いはこんな感じです。

ブラック(ミルクが入ってないもの):エスプレッソ(30ml)、リストレット(15ml)、ロングブラック(60mlのエスプレッソとお湯)(アメリカーノと同じですが、アメリカーノとは言いません)

ホワイト(ミルクが入っている):ラテ(30mlエスプレッソとミルク、1cmミルクの泡)、カプチーノ(ミルクの泡1,5cm、チョコパウダーが上に乗る以外はラテと同じ)、モカ(チョコが入る以外はラテと同じ)、ショートマキアート(15mlエスプレッソと少しのミルクの泡)、ロングマキアート(60ml、ミルクの泡、お湯を少し入れるところも)、フラットホワイト(ミルクの泡が0.5cm以外はラテと同じ)、マジック(ダブルリストレット(30ml)と少しのミルク)

他:ティー、チャイ、抹茶、ターメリック(ゴールデン)、ブラック(セサミとチャコール)、ビートルート(紫の野菜)、ベイビーチーノ(ミルクの泡、子供用)、ダーティチャイ(チャイとエスプレッソ)

ミルクの種類;フルクリーム(普通)、スキニーミルク(低脂肪)、ソイ、アーモンド、ラクトースフリー、ココナッツ、オートミルクなど

種類多すぎですね。。カフェによって違いはかなりあります。最近はフラットホワイト、ラテ、カプチーノの違いは泡の量ではなく、ラテはラテグラスにカプチーノはチョコパウダーが上に、カップに入ってチョコがなければフラットホワイトというところもあります。

コーヒーの入れ方の違い

エスプレッソ:濃いコーヒーの抽出の仕方

フィルター:フィルターを使うコーヒー(日本ではこれがメイン)

バッチブリュー:フィルターと似ているが量が多めで、作り置きしておくもの

コールドブリュー:冷たいコーヒー(大体一晩置く)、バッチブリューをそのまま冷やして出すとこもある

それ以外に、家庭用のエアロプレス、プランジャーなどがあります。

資格は曖昧

バリスタのコースは多くあり、学校で受けるのも個人がやっているのを受けるのもありますが、資格の有無はそこまで重要ではありません。何よりも経験とスピード、味を調節できる、適切なミルクを作れるのが重要になります。

ラテアート

バリスタになる人はこれをできるようになりたくて目指す人も多いかもしれません。ラテアートとは、コーヒーの上に書いてある絵のことで、どれだけ上手くできるかを競う大会もあるくらいです。

これらは全部僕が作ったものです(割と有名なカフェで働いて、ヘッドバリスタもしていました)。途中からラテアートよりも味にフォーカスするようにしていました。

色々な機械

エスプレッソマシーン:コーヒーを作る機械

グラインダー:コーヒー豆を細かくするもの

タンパー:コーヒーの粉を圧縮するもの

エスプレッソマシーン
コーヒーグラインダー

機械にも色んな種類あるので色んな物に慣れることも必要です。

ミルクの温度

これもかなり大事で、大体は60度くらいが目安ですが、お客さんによっては少し暑めにして欲しいなどのリクエストがあるので、それに合わせてミルクをスチームする能力が必要です。

ミルクの温度が上がれば、泡が出来やすくなったり、ラテアートがしにくくなったりと難しいことは多いですが、それでもどれだけ美味しいコーヒーを作れるかが大事になります。

メルボルンで働くためにはスピードと頭の回転

メルボルンのカフェは基本的に忙しく、お客さんも急いでいる人が多いです。お客さんがオーダーしてから5分以上かかるのはよろしくないです。多くのカフェは大体二人体制、エスプレッソとミルクそれぞれを担当。ただ一人体制の場合、全てを自分でやらないといけないため、かなり大変です。例えば、4人のお客さんが来て、ラテ、カプチーノ、フラットホワイト、ロングブラックを注文したとすると、どれだけのエスプレッソと、どれだけのミルクを作らないといけないか、まず考えないといけません。これが全部同じミルクなら余裕ですが、ソイラテ、アーモンドカプチーノとか来たら3回ミルクをスチームしないといけないので、時間かかります。他にお客さんがいなければ2−3分で作れたらかなり早い方だと思います。

クセが強えーコーヒーオーダー

コーヒーになると癖の強さを発揮して来ます笑

例えば、スキニーカプチーノ、3シュガー(Skinny cappuccino with 3 sugar)

ソイラテに蜂蜜(soy latte with honey)

アーモンドマジック(almond magic)

この辺まではまあ普通ですね

カフェインの入っていないコーヒーのダブルショットでアーモンドミルク(decaf strong almond latte)

この辺から意味わかんなくなって来ますね

熱めのソイフラットホワイトで泡なし (Ex hot soy flat white, no froth)

カフェインの入っていないコーヒーのダブルショットのソイラテにチョコパウダーを上にのせて(Strong decaf soy latte with choco powder on the top)

もうこの辺から、ラテじゃなくてカプチーノにしろとかバリスタは思い始めます。まあこういうクセしかないオーダーにも対応しながら、一日700杯とかのコーヒーを作らないといけないでので、頭と手はフル回転です。慣れるまでは大変ですが、メルボルンでバリスタになるためには覚えておくべきことばかりです。

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